
こんにちは。キャンプ歴6年のキャンプエンジョイセンター所長のコアラです。
2024年7月下旬に静岡県富士宮市にあるキャンプ場のふもとっぱらへ行ってきました!
キャンパーの聖地と呼ばれ、広大なフリーサイトと前方にそびえる富士山が特徴のキャンプ場です。

富士山からパワーをもらい元気がでました!
今回は行き帰りの道中に立ち寄った所やキャンプ場内の施設を紹介します。
結論からいきますね!
- 富士山が目の前にドーン!
- 超広大なフリーサイト!
- 標高830mなので夏でも寝苦しくない!
- キャンプ場周辺に貴重なスポット盛りだくさん
お次は気を付けたい点です。
- 山キャンプのためブヨ対策は超絶必須
- トイレ&風呂の混雑
- 明け方の気温は思ったより冷える
- 電源付きサイトはない
さいごに、おすすめするのはこんな方です。
- 富士山の近くでキャンプしたい
- 一度はキャンパーの聖地へ行きたい
- 電源はいらない
基本情報
キャンプ場名 | ふもとっぱら |
所在地 | 〒418-0109 静岡県富士宮市麓156 |
公式サイト | https://fumotoppara.net/ |
予約(ネット予約2023年7月より) | https://fumotoppara.net/reservation/ |
問い合わせ | ☎0544-52-2112 |
ペット | 同伴可 |
ふもとっぱらキャンプ場レポート
チェックイン
こちらは ふもとっぱらの受付時の入り口です。Google マップに沿って進むと左側にこんな看板があります。


到着時間は朝の6時46分。ずんずん進んでいきます。


林道を抜けていくと、すでに車の列ができていました。
前方にはおよそ20台程度停車して待っていました。


しばらく待つと8時半オープンのところ 混雑しているのか、8時過ぎ頃に車が動き出しました。
受付手前には謎のライオンとトラの像がお出迎え。


チェックイン時に注意事項の説明を受け、場内マップをもらい、ついにふもとっぱらへ足を踏み入れます。


さて ここから 場所取りです。
我が家は D 区画の端っこ(左上方向)の方を取りました。


本当は高台になってる場所が良かったのですが、すでに埋まっており確保できませんでした。


ふもとっぱら はすごく広大な キャンプ場です。
前方から後方に行くにつれ傾斜がついているので、遠くに見える富士山はどの位置からでもよく見えます。
選ぶべきポイントとしては、炊事場やトイレが近くにあるのは ファミリー向けにはおすすめです。
ちなみに、我が家のサイトからは牛舎トイレが近いです。
トイレまで歩いて3分ぐらいでした。
売店


暑いので売店の店前には 扇風機とミストが絶賛稼働中。
売店で美味しいものを物色。


子供は上の段のコーヒープリンを購入し、私はZIPで水卜麻美アナが食べてた「ようかんパン」を買いました。



目が飛び出そうなくらいのミトちゃんです


サイトに戻って子供は早速プリンを実食。


ほっぺたがとろけ落ちそうなくらい美味しかったそうです。
今回のキャンプは愛犬は実家に預け同行していません。お土産に鹿肉ジャーキーを購入。


自宅であげたら美味しそうに一気食いしてました笑


ちなみに薪は針葉樹と広葉樹が販売されてました。
広葉樹は1,000円、針葉樹は800円でした。
トイレ


トイレは真ん中に草原中央 トイレ、管理棟入り口付近に牛舎トイレ、発見 一番奥に富士山トイレ(トレーラートイレ)があります。
小さいお子さんのいるご家庭はトイレ近くがいいでしょう。人気のため、結構みっしりとサイトが乱立してるので場所選びは慎重に。














あとは金山テラスと金山キャビンの間にもこじんまりとしたトイレもあります。
娘情報によると綺麗だったということです。


全体としてトイレは作られて新しく設備は綺麗。
しかし、使用人数も多いせいか清掃がそこまで行き届いていなかったのが残念な点です。
トレーラートイレは数も少なく 昔ながらのトイレという感じでランクは一段、落ちてますね。
金山 テラス


この綺麗な建物が金山 テラスです。
中にはカフェがあり革製品などの小物も販売されてます。


窓は何メートルもある大きさなので、富士山がてっぺんまでよく見えるんです。


メニューはこちら。


我が家は最終日のランチに こちらでお世話になりました。
馬鹿馬鹿バーガーのセットと単品、子供はコーラフロートを注文。
さらにイチゴスムージーも頼みました。




馬鹿馬鹿バーガー、鹿の肉の臭みとか野生感があるかと思ったら全く感じず。
普通にジューシーで肉感が凄い!いやー美味しかったです。ボリュームもあります。
ちなみに、イチゴスムージーは甘すぎずさっぱりして、イチゴの酸味とヨーグルトの酸味が合わさりスッキリした飲み口でした。
気温(朝の冷え込み)


昼間は関東地方の平安とそんなに変わらないじゃないかというくらい暑いふもとっぱら。
しかし朝は結構冷え込みます。あんなに天気が良くても20度前後です。
寒いというほどではないですが結構涼しいので、子供とかは寝る時は長袖、長ズボンがいいですね。
虫、ブヨ対策
ふもとっぱらはブヨが出ます。
我が家は赤い蚊取り線香の「パワー」を常時2か所焚き、虫よけスプレーもして万全を期したつもりでしたが…
全員、ブヨの餌食となりました…
原因ははっきりしており、肌の露出です。
虫よけスプレーをつけても半ズボンの足に刺されてしまったり、長ズボンでも足首くつしただとくるぶしが出てしまったり、挙句の果てに指に刺されてしまったり、もはやなすすべがありません。
長袖長ズボン長い靴下の完全防備をおすすめします。
ごみステーション・灰捨て場


場内入口側にあります。(写真を取り忘れたのでマップで共有しますね)
中央の奥のテントがゴミ捨て場です。
分別はビン、スチール缶、アルミ缶など家庭ごみと同じくらい細かく分かれてます。
日中は立ち合いのスタッフがいらっしゃるので、分からないことがあれば教えてくれます。
富士山の見えるスポット


場内のいたるところから富士山を見れます。
近づけば大きく見えますが、だんだん隠れてしまいます。
前に障害物がなければOKですね。
- 富士山に近づきすぎ → 前方の林に邪魔される
- 日陰を狙って設営 → 木に邪魔される
- 空いているトイレ付近


こちらはGサイト。富士山が半分くらいかくれてしまってます。
富士山トイレ横のGサイト。富士山の右下半分が隠れてますね。
堆肥のにおい


ほかの方のブログによると堆肥の「におい」が気になると。
キャンプ場マップのB区画の下あたりに堆肥場があります。
我が家は反対側のD区画に設営し、まったくにおいは感じませんでした。
場内を散策し、においがある言われる付近も歩きましたが、その日は特に気になりませんでした。
子どもの遊び場
ふもとっぱらには遊具はありません。


その代わり場内には池が3か所あります。金山テラス横、金山キッチン横、中央トイレ横です。
中央トイレ横の池はじゃぶじゃぶ池サイズなので小さいお子さんでも遊べます。
小川も流れてます。


金山テラス横は大きい池です。
端っこの方にはオタマジャクシもいます。網があればとれそうです。
金山キッチン横は小川が流れ込む池です。


小川は小さい砂利が敷き詰めてあり、足首まで入れます。


金山キッチン(現在営業停止中)横の流れ
子どもはキャッキャとはしゃいでいました。
池にはコイやニジマス?の大きい魚がいます。けっこうビビります。


大浴場(金山温泉)




無料のお風呂があります。
毎日13:00~20:30(21:00最終退出)で無料開放。
わが家は17時ごろへお風呂へ行きました。
男風呂はまぁこんなもんかなといった感じで、洗い場でシャンプーボディソープを使って汚れを洗い落とし、湯船につかって疲れをリセットしました。
女風呂は洗い場の側溝に髪の毛が詰まったのか、お風呂場内が水たまり状態になっていたそうです。そのため、脱衣所の床までビショビショだったと。



洗い場の水たまりは我慢が必要だねっ
妻はキャンプ慣れした精神力で持ちこたえたようですが、小6の多感な時期の娘は断念してました。
まぁ別料金を取るわけではないのである程度は我慢ですかね…でも清掃の回数は増やしてほしいところです。
炊事場&流し台


中央トイレ、売店横に複数の流しがあります。


場内のいたるところには水道の流しが単体で設置されてます。


マップにある青い蛇口マークにそれぞれ設置されてます。


トイレ横の流しまで遠い人は単体の水場を使うと便利ですね。
1日目|「まかいの牧場」で撮影ざんまい|ハイジブランコや魔女の宅急便も
初日のテント設営後、夜まで時間があるので観光へ行きました。
キャンプ場から富士宮方面に走ること、10分ちょい。
道路から右手斜面に見える広い芝生の広場、「まかいの牧場」です。


こちらは富士山をバックに取れる「映えスポット」がたくさんあり、家族の思い出を残せます。
中に入ると売店があり 地元の特産野菜が新鮮野菜が売ってます。


わが家はトウモロコシとすももをゲットしました。
お取り置きもできるので先に買っても大丈夫です。最後に立ち寄ることを忘れないようにしましょう。
チケットを払い中に入ると虫除けスプレーが置いてあります。


自由にお使いくださいということで全員しっかり使わせていただき準備万端。こんな優しい心遣いは嬉しいですね!
さて、場内をめぐると牧場ということだけあって、馬やひつじがたくさんお目にかかれます。


こんな顔出しパネルや、


富士山をバックに取れる映えスポットがたくさんあります。


魔女の宅急便、うちの娘バージョン。ジャンプしすぎて頭見切れてます笑


冒険の砦みたいなアスレチックもあります。


高~いイスもあります。子ども達は意外とお気に入りスポットでした。


有名なのはハイジのブランコですね。
2か所ありまして、こちらは正面に富士山パターン。肝心の富士山は雲で隠れちゃってます…


こちらは横に富士山バージョン。テレビでよく見かけますね。


ブランコの奥に見えるのは羊たち。牧場なだけあってたくさんいます。
しかし真夏の牧場は暑い!
帰りがけにねだられ、入り口近くにあるジェラート屋さんへ。


ゆるキャン△のサイン発見!
結局、大人はジェラートを。子どもは別の店でカルピスフロートとチョコミントソフトを注文。
美味しかったです。


1日目|富士宮焼きそば「むめさん」を食す


お昼は「焼きそば・お好み焼き むめさん」という焼きそば屋さんに来ました。
やっぱり 富士宮といえば「焼きそば」食べたいですよね。
まかいの牧場からは車で5分程度でした。
メニューはこちらです。お目当ての焼きそばはサイズを決めて、トッピングで具材を付け足すスタイル。


私と子供達は焼きそばの並に玉子トッピングを注文。妻はイカトッピングにしました。


細く長く切ってあるキャベツが絶妙に麺と絡み、めっちゃおいしかったです!
イカも食べやすいサイズに切られてました。


量もけっこうボリューミーで並で十分。是非また来たいなと思うお店でした。
1日目|夕方は富士山が良く見える


腹ごしらえを終え、再びふもとっぱらへ戻りました。
牧場にいる時は隠れていた富士山。機嫌が良くなったのか顔を出してくれました綺麗ですね。
2日目|「天母の湯」で露天&薬草風呂でリラックス


昨日お風呂に入れなかった娘のため、朝食後には天母の湯へ。


時間により料金設定が変わりますが、1時間利用で大人410円、小学生200円は破格。


露天風呂、サウナ、薬草風呂もあってゆっくりできました。
地元の方も結構いらっしゃって、息子はおじいちゃんに「彼女いるのか!?」なって絡まれてました笑
2日目|昼食に「白糸庵」でそばを実食。リーズナブルで美味しい!


2日目の昼食はそばを食べに行きました。
白糸庵はとても人気でリーズナブルなお蕎麦屋さんです。
12時前に訪問し、順番待ち。私たちの次のお客さん達で売り切れとなってました。



11時台にはお店に行きましょう!
メニューはこちら。




私はそば定食。娘はうどん定食。妻はおろしそば。息子はうどんを注文。


普通においしかったです。天ぷらがついて定食でこの価格はヤバいです。


おろしそばも天ぷらがたくさん入ってて良き。
2日目|涼みどころ「鳴沢氷穴」「富岳風穴」へ


富士山まで来たので少し足をのばし、鳴沢氷穴&風穴へ。
標高は高くても日中はとろけるほど暑いので、涼みがてらということで行ってきました。
氷穴と風穴は近いので車なら数分で移動できます。
まずは氷穴へ。地面にぽっかり空いた洞穴へ足を踏み入れると…


ひんやり~。階段を一段下るごとに体感温度は下がっていきます。


氷穴の中は狭いので、頭をぶつけないようにかがんで歩く箇所もあります。


凍ってます。完全に氷です。


まさに氷穴ですね。


こんな顔出しパネルもありました。


お次は風穴へ。車で移動しました。


こちらの方は、タイミングもあるのか外国人観光客が多い感じ。
穴に行くまでの林の中は、樹海と呼ぶにふさわしい雰囲気ある森です。


屋久島のような大自然を感じますね。
風穴は氷穴よりも中は広かったです。


子どもも興味深々。


天然冷蔵庫もありました。


この日はうだるような暑さの日。
でも、洞窟の中はまるで冷蔵庫のようにひんやり。
子どもたちはとても貴重な体験を出来たんじゃないかなと思います。
2日目|スーパーマーケット「バロー」で買い出し


氷穴で涼んだ後は、キャンプ場へ戻る前に一旦買い出しへ。
関東地方にはないスーパーマーケット、バローへ行きました。
きれいで駐車場も広くいい感じのスーパーです。
朝食用に買ったクロワッサンやパンがとってもお買い得でおいしかったです。
(写真がない!すみません…)
2日目|夕飯はチュクミを食す!


夕飯はチュクミを作りました!(妻が)
新大久保でゲットした冷凍チュクミのもとをベースに食材を入れて調理。
今回、GRANDOORのマルチグリドルを導入しましたが、雰囲気あっていいですね!


サイズもちょうどいい感じ。
ふれこみ通り、まったく焦げ付くことなく仕上がりました。
ちなみに奥のライトはHAGOOGI様からご提供いただいた「極上のLEDランタン」。
めっちゃ明るいので今回他のLEDランタンを使いませんでした。
普通にカッコよくて実践的なLEDランタンです。
使ってみた感じはレビュー記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください!
そんな感じで夜がふけていき、トランプで神経衰弱。


みんな弱すぎて、グダグダすぎて盛り上がりました。
3日目|朝の富士山の景色は最高


この日、富士山が一番よく見えました。
反対側の毛無山も迫力満点。


朝のコーヒーを準備。
スポーツオーソリティで投げ売りされてた70%引きのタラスブルバのチェアー(3000円)は、ひじ掛けがついておりDODのマグカップがぴったりフィット。


同じくセールで500円で買った風よけもいい感じにガードしてくれます。


そうこうしているうちに、子供たちも起きてきました。
富士山をバックにパシャリ。
おふざけポーズ。


スマホの待ち受け、確定です。
撤収をすませ、ふもとっぱらを後にしました。
3日目|「道の駅朝霧高原」でお土産ゲット


最終日は道の駅朝霧高原でお土産を買いました。
売店にはビンのあさぎり牛乳も売ってます。


こちらのサンドイッチ。450円で3つの味のサンドが入ってます。


子どものお昼にちょうどいいので買ったところ、美味しかった!とのことでした。
3日目|「白糸ノ滝」と「音止めの滝」凄すぎて感動。絶対に行くべき


国の名勝、天然記念物に指定されている白糸の滝。
これは行くっきゃない!ということで行ってまいりました。
駐車場は有料ですが、市営は500円で日陰なし。すぐ先の民間駐車場は木陰ありで300円、ガイド付き。
こちらは民間の駐車場の位置です。
民間駐車場一択ですね。おじちゃんが汗だくになりながら、簡単にガイドしてくれます。
白糸の滝はド迫力でした。


5月に茨城県にある袋田の滝へ行ったところですが、次期の違いはあるものの、白糸の滝の方が景観や迫力も含めて最高でした。
音止めの滝は近くまで行くことはできず、遠目から見るだけ。
とはいえ圧倒的な水量はものすごく、見る価値が大いにある滝でした。


3日目|「本栖湖」の湖畔で千円札と記念撮影


帰りは富士吉田方面から高速に乗るため、途中の本栖湖へ立ち寄りました。
こちらの公園は旧千円札(野口英世の裏面)にある富士山の風景なんです。
こんな感じでパシャリ。


本栖湖は湖の色がきれいで、湖畔キャンプもいいなぁー。
来年の候補地になりそうです。
まとめ
ふもとっぱらは富士山を間近に感じられる絶景と広大なフリーサイトが魅力のキャンプ場です。
標高830mに位置し涼しい夏夜を過ごせるため、めっちゃ快適にすごせます。
子どもも楽しめる周辺施設も豊富で、道中で立ち寄って存分に楽しめますよ!
とはいえ、ブヨの対策とトイレと風呂の混雑を避ける工夫は考えておきましょう!
富士山の近くでキャンプしたい方や一度は訪れてみたいキャンパーの聖地としておすすめです。



ふもとっぱらキャンプ、ぜひチャレンジしてみてねっ